診療案内
もの忘れ外来(認知症外来)
「もの忘れ」でお悩みの方やご家族さま、検査ができます!
加齢によって多少のもの忘れはありますので、正常範囲の場合は、問題ありません。
心配なのは、認知症による『もの忘れ』と、病気や薬による『もの忘れ』です。
しかし、早い段階でもの忘れを発見し、適切な治療を行うことで、
回復するものもあります。
もしかしたら…と悩む間に、現在の状態を把握してみませんか?
当院のもの忘れ外来について
脳神経外科医による診察、MRI、画像検査(VSRAD・早期アルツハイマー型認知症診断支援システム)などを使い、総合的な診断・治療を行います。
もの忘れ外来対応時間
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
09:00~12:30 | / | / | / | / | / | / | / |
15:30~19:00 | ● | ● | / | ● | ● | / | / |
※午前中・土曜など、対応時間外の受診をご希望の方は、お電話にてお問い合わせください。
認知症の種類
アルツハイマー型認知症 | 多くみられるタイプです。 年数をかけて徐々に進行し、記憶障害が目立つ様になります。 日常生活に支障をきたします。 |
---|---|
血管性認知症 | 段階的に症状が進行し、記憶障害よりも、実行機能障害が目立つ様になります。 どこの部分が障害されたかによって症状は異なります。 |
レビー小体型認知症 | 女性よりも男性に多くみられ、日によって症状の変動があります。 幻視や、手足のふるえ、小刻み歩行などの症状があります。 |
前頭側頭型認知症 | 比較的若い年齢でみられ、人格や性格の変化があらわれます。 |
治せる認知症があることを、ご存知ですか?
認知症は、薬で進行を遅らせることができても、完全に治すことはできないと言われています。
しかし、認知症に似た症状が現れる病気がいくつかあります。例えば、
- 特発性正常圧水頭症
- 慢性硬膜下血種
- うつ病
- 薬剤性(今飲んでいる薬によるもの)
- 甲状腺機能低下症
- ビタミンやホルモン不足
- 栄養障害
- 脳炎
- 甲状腺機能低下症
などです。これらを適切に診断・治療ができれば、認知症の症状を治すことができます。
当院では、さまざまな可能性を考えて検査・診断をいたしますので、どうぞご相談ください。
認知症予備軍:軽度認知障害(MCI)の診断ができます
認知症予備軍である「軽度認知障害(MCI)」は、軽い記憶障害はありますが、
本人はもの忘れをしている自覚があり、日常生活には大きな支障はないか、あっても軽度です。
予備軍の段階で、適切な治療と対策を行えば、認知症の発症を遅らせることができます。
当院では、
- MRIによる認知症画像診断
- 早期アルツハイマー型認知症を診断できる「VSRAD」
- 軽度認知障害(MCI)のリスクがわかる血液検査
- 脳神経外科専門医による診察
などにより、多方面からのもの忘れ・認知症の早期発見にチカラを入れています。
MCIスクリーニング
血液に含まれるタンパク質を調べることで、軽度認知障害(MCI)のリスク判定ができます。
7ccの採血を行い専門機関に検査依頼をします。2~3週間後に検査結果が届き、医師より結果説明と指導をいたします。
VSRAD(ブイエスラド)
これまで目視では難しかった前駆期を含む早期アルツハイマー病認知症に特徴的な海馬傍回の萎縮の程度をMRIから読み取る診断支援を行います。