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病気のコラム

新生活で増える頭痛ーこれって疲れ?

update:2026.04.16

院長メッセージ

春先は環境の変化が大きく、知らず知らずのうちに心身へ負担がかかりやすい時期です。
この時期に現れる頭痛は、単なる疲れと思われがちですが、適切な治療でスッと楽になるケースも少なくありません。
「体質だから」「市販薬で様子を見よう」と判断される前に、一度当院へご相談ください。皆様が新しい季節を笑顔で過ごせるよう、お手伝いさせていただきます。

「最近、なんだか頭が重い」「夕方になるとズキズキしてくる」「薬を飲めば治るけど、またすぐ繰り返す」――4月、新生活が始まるこの時期、こうした頭痛のご相談がとても増えます。環境の変化や人間関係の緊張、生活リズムの乱れが重なり、自分では気づかないうちに体には大きな負担がかかっています。その頭痛、気のせいではなく、体からのサインかもしれません。

新生活は「頭痛が起きやすい季節」です

新しい環境に慣れようとするとき、私たちの体は思っている以上に緊張しています。
慣れない職場や学校、気を使う人間関係、睡眠不足や食事時間の不規則化――こうしたストレスが積み重なると、首や肩まわりの筋肉がこわばり、血流が悪くなります。
また、脳の血管の働きも変化しやすくなるため、頭痛が起こりやすくなります。

4月は、かえでクリニックでも1年の中でも頭痛の患者さんが増える時期です。

 

その頭痛、「2つのタイプ」に分かれます

日常的に多い頭痛は、主にこの2つです。
それぞれ原因も対処法も異なるため、正しく見分けることが大切です。

緊張型頭痛

頭全体が締め付けられるような重さや圧迫感があるのが特徴で、長時間のデスクワークや疲労によって悪化しやすい頭痛です。
「なんとか動けるけどつらい」という状態が続きます。

ストレスや不良姿勢が主な原因で、首・肩の筋肉をほぐすことで改善するケースも多く見られます。

片頭痛

こめかみや目の奥がズキズキと脈打つような痛みが特徴です。
光や音がつらい、吐き気を伴うといった症状が出ることも多く、動くと悪化するため、横になりたくなるほどの強さになることもあります。

女性に多く、ホルモンバランスや睡眠の乱れが影響しやすいとされています。

 

「どっちか分からない」という方はとても多く、実際には2つが混在していたり、日によってタイプが変わることもあります。

自己判断で市販薬を使い続けてしまうと改善しにくくなることがあるため、気になる方は一度ご相談ください。

 緊張型頭痛片頭痛
痛みの感じ方頭全体を締め付けられるような重さ・圧迫感こめかみ・目の奥がズキズキと脈打つような痛み
痛む場所両側が多い片側が多い(両側のこともあり)
日常生活への影響なんとか動けるけどつらい動けなくなることも。仕事・家事が困難になるレベルが多い
随伴症状ほとんどない吐き気・嘔吐、光・音への過敏さを伴いやすい
持続時間30分〜数日続くことも4〜72時間程度
主な原因筋肉の緊張・ストレス・疲労・不良姿勢脳の血管の変動・ホルモン変化・睡眠の乱れなど

こんな方は、一度ご相談ください

以下に当てはまる項目がある方は、受診のタイミングです。
「頭痛くらいで病院に行くのは大げさかな」と思われるかもしれませんが、正しく診断を受けることで自分に合った治療が見つかり、頭痛の悩みがぐっと楽になる方はたくさんいらっしゃいます。

  • 市販薬が効きにくくなってきた
  • 月に何度も頭痛薬を飲んでいる
  • 頭痛のせいで仕事や家事に支障がある
  • 吐き気・光や音のつらさを伴う頭痛がある
  • 以前より頭痛の頻度や強さが増えている

ひとつでも当てはまる方は、受診のタイミングです。

 

頭痛外来で行うこと

当院では、次のような流れで診察を行っています。

 

問診 「いつ・どこが・どのように痛むか」を丁寧に伺います

受診の前に「頭痛ダイアリー」を記録しておくと、症状を整理しやすくなります。日本頭痛学会のダイアリーをご活用ください。

頭痛ダイアリー(日本頭痛学会):https://www.jhsnet.net/dr_medical_diary.html

■ MRI検査 重大な病気(脳腫瘍・脳梗塞など)が隠れていないか確認します

当院では受診した当日にMRI検査・当日診断ができます。

治療 頭痛のタイプに応じてお薬を処方します

頭痛の治療薬には、痛みを抑える薬(急性期治療薬)と、頭痛を起こりにくくする薬(予防薬)があります。
患者さんの頭痛のタイプや頻度、強さなどにあわせてご提案します。

近年では、片頭痛に特化した新しい治療薬(抗CGRP抗体薬)も選択できるようになっており、「これまでの薬が効かなかった」という方にも新しい選択肢をご提案できる可能性があります。

 

頭痛は「我慢するもの」ではありません

「いつものことだから」と我慢を続けていると、薬の使いすぎによって頭痛がさらに起きやすくなる「薬物乱用頭痛」につながることがあります。
頭痛は正しく診断し、適切に治療することで改善できる可能性の高い症状です。
「これくらいで相談していいのかな」という段階でも、どうぞ遠慮せずにお気軽にお声がけください。

 

一宮市のかえでクリニック 頭痛外来

頭痛でお困りの方、市販薬でしのいでいる方、最近頭痛が増えた方など、どんな段階でもご相談ください。脳神経外科専門医が問診・MRI検査をもとに、丁寧に診断いたします。

平日夜7時まで・土曜午後3時まで診療 WEB予約受付中!